こんにちは。代表の平山です。2024年も終わろうとしています。
皆様は、どのような1年でしたか?Tocco化粧品では昨年1名、今年は数名のスタッフが加わりました。
スタッフ一同で、Tocco化粧品の拘りや商品力を、どうお客様に知っていただくか?模索した1年でした。私、平山愛子のYouTubeの再開や公式インスタグラムの開設など、SNSを駆使して商品のことを知っていただこうとスタートを切ることができました。
このブログをSTARTしたのも今年の1月です。多くの方にこのブログを読んでいただき、とても嬉しかったです。有難うございます。この場をお借りして、皆様にお礼申し上げます。
なぜTocco化粧品を多くの方に知って欲しいのか?
なぜ多くの方にTocco化粧品を知って欲しいのか?それは植物性であったりボタニカルだったり、無添加という素晴らしいキャッチコピーの化粧品が増える一方で、接触性皮膚炎も増えているという現実。
本来であれば、ここまで拘っている製品が多く普及されれば接触性皮膚炎は減るはずです。
これには私が考える化粧品業界の闇とも言える原因がいくつかあるように感じています。今日は少しだけですが、皆さんに知って頂き、皆さんの健康や美肌を守るきっかけになれば嬉しく思います。
接触性皮膚炎の原因が化粧品・・・
接触性皮膚炎とは、皮膚に原因物質が触れたことで、炎症を起こすことを言います。「かぶれ」とも呼ばれ、湿疹や赤み、かゆみ、などさまざまな症状の総称を言います。
化粧品の中で特に気をつけて頂きたいのが「香料」です。香料は実際に接触性皮膚炎の原因になるという論文が多数出ています。合成香料ではなく、また天然の精油なら安心!そう思っている方。実は天然の精油でも「かぶれ」の原因になることがあります。
良い香りの化粧品って、実は沢山あり、化粧水や美容液、クレンジングやクリームだけでなく、ハンドクリームやボディーローション、ハンドソープなど、全身にしようするもので肌に触れるものを考えると、香りの強いものって多いかな?と思います。
化粧品の域を超えると柔軟剤などもあります。ぜひ、肌に触れるものの「香り」を今一度、見直していただければと思います。
肌をどうしたいのか?そのために本当に香りは必要なのか?など、Tocco化粧品では、お肌のことを第一に考えて、最大限お肌に働きかけられるように考えた処方を組んでいるため、化粧品に香りをつけていません。
いつでも本質でありたいと思い、開発製造をしております。
気をつけるべき「化粧品」のキャッチコピーやイメージ
化粧品会社として本質でありたいというお話をしていますが、そんな中で皆さんに注意して頂きたいキャッチコピーを一部ご紹介したいと思います。
- ボタニカル
- 美容成分◯◯種類配合
- 無添加
このようなキャッチコピーを聞くと、肌に優しいかな?と勘違いしがちですが、一概にお肌に優しいとは限りません。1つ1つご紹介していきます。
ボタニカル
ボタニカル(botanical)とは、「植物からつくられた」や「植物の~」という意味になります。 つまり、ボタニカルとは「植物由来の成分」を含むものを全て指します。現在、販売されている化粧品には、ほぼ植物由来の成分が含まれています。Tocco化粧品は全ての商品にも植物由来の成分を含んでいますので、全商品がボタニカルになりますし、逆にボタニカルでない化粧品を探すことの方が大変なくらいです。
よって、「ボタニカル」」という言葉だけで化粧品の良し悪しや安全性を図ることはできないことを知って頂ければと思います。
美容成分◯◯種類配合
美容成分が多く入っていることを謳いにして販売している商品もありますが、これには2つの注意点があります。やっぱり美容成分は多ければ多いほど良いよね?と考えたことによって、プレミックスという原料があります。これはいわゆる「混合原料」のことを指します。この混合原料を1滴でも入れれば◯◯種類の美容成分が入っていると言えてしまえるほどまで化粧品原料も進化しています。
また、配合する美容成分や原料が多ければ多いほど添加物が増えてしまうのが私の考えでもあります。次の無添加で詳しく買いたいと思います。
無添加
次に、化粧品原料に含まれる添加物です。これを私は大切にしており、Toccoが化粧品原料を使わずに製造することになった大きな理由です。下の画像を見てみてください。とある化粧品原料の資料です▼
1つの美容成分(ノバラ成分)ですが、ノバラの成分が3.6%しか入っていないのにも関わらず水が48.2%。アルコール(エタノール)48.2%が含まれています。
原料中の添加物は「無添加」として入っていないことにして良い法律があるので、アルコールが半分近く入っている原料で化粧品を作っても「アルコール無添加」と表示できます。
多くの敏感肌の方が添加物の少ないものを選ばれると思いますが、実は隠れた添加物がたくさん入っていることを知って頂ければと思います。こちら原料の資料の注意書きです▼
原料自体には
- 強い眼の刺激
- 遺伝性疾患のおそれ
- 胎児への悪影響のおそれ
などと記載があります。だから、Toccoでは化粧品原料を使わず、ピュア原料100%を製造することから始めました。だからこそ、プレミアムEローション、ピュアバリアローション共に完全無添加と言い切り、どんな肌悩みの方にも自信を持ってお届けしています。
美容成分が多ければ多いほど、このような原料からくる添加物を引き連れてしまう可能性がありますので、美容成分が多いことが「美容効果が高い」と考えるのは危険で、むしろ「肌荒れのリスクも高まる」と考えています。
代表「平山愛子」が考える、化粧品のあるべき姿
化粧品は角層までしか浸透しません。その各層はおおよそ0.02mm、食品に使われるラップ程度と言われています。そんなラップほど薄い角層がバリア機能として働いたり、肌の潤いを保ってくれます。
この角層のバリア機能と保湿機能はお肌にとって非常に大切な役割です。そんな角層に潤いを与え、美容成分を届けるのが化粧品です。
この0.02mmに働きかけられる化粧品って、皆さんの想像以上に凄いことなんです!!!!
この角層が潤いで満たされて健やかだと、肌もモチモチ艶々、ふっくらハリも出て、透明感まで感じ、若々しく見えます。この角層に1番必要なことは、「潤い」だと思っています。潤いで満たされれば、キメも整い、透明感もハリ感も艶感もでます。その基本となっているのが水分です。
以下に添加物を減らし、質の良い美容成分と潤いを与えられるか?が化粧品の役割だと思っています。必要以上の香りなどの成分はお肌にとって負担になる可能性もありますので、とにかく肌にとって有効と考えられる成分だけで化粧品を作る。これが本来あるべき姿と考えております。
2024年、ありがとうございました
Tocco化粧品を購入してくださったお客様。また楽天やAmazonなどのモールで見かけてくださった方々、我々Tocco化粧品に関連するSNSを見て下さった方々、全ての方にこの場を借りて御礼申し上げます。
とても有意義だった2024年ですが、まだまだ我々は満足していません。
来年は皆様にもっと喜んでいただけるようなサービスを目指して参ります。引き続き2025年もTocco化粧品を宜しくお願い致します。
最後に、2024年12月16日にTocco化粧品のサイトはリニューアル致しました。お買い物の際は、再度会員登録が必要になります。大変お手数をお掛けいたしますが、宜しくお願い致します▼
2024年12月 Tocco化粧品代表取締役 平山愛子
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